Wi-Fi 7は「道路の車線」が増えるイメージ

ご自宅のWi-Fiルーター、最後に買い替えたのはいつでしょうか?教室のレッスン中にも、「動画がカクカクする」「2階の部屋だけ電波が弱い」というご相談を本当によくいただきます。実はその原因、ルーター自体が古い規格のままになっていることが少なくありません。
今、家電量販店の店頭でよく見かける「Wi-Fi 7」という規格は、そうしたお悩みを解決してくれる最新の通信規格です。この記事では、Wi-Fi 7の特徴から、お使いのスマホが対応しているかの確認方法、買い替え時の予算の目安まで、専門用語をできるだけ使わずに整理してご紹介します。
結論:Wi-Fi 7は「道路の車線」が増えるイメージ
Wi-Fi 7を一言で説明すると、これまでのWi-Fi 6と比べて、理論上約4.8倍の速度が出せる新しい通信規格です。イメージとしては、今まで2車線だった道路が一気に広がるようなもの。同じ時間でより多くのデータ(車)が走れるようになるので、通信が詰まりにくくなります。
買い替えによって、具体的には次のような変化が期待できます。
- 動画視聴やビデオ通話が途切れにくくなる
- 家族が同時に複数の端末を使っても速度が落ちにくい
- 電子レンジなど他の電波の影響を受けにくい
特に最後の点は見落とされがちですが、「電子レンジを使うとネットが切れる」というお悩みの多くは、電波同士の干渉が原因です。Wi-Fi 7はこの干渉を避ける技術が強化されているため、キッチンの近くにルーターを置いているご家庭でも安心です。
お使いのスマホは対応している?チェック方法
Wi-Fi 7を使うには、スマホ側の対応も必要です。機種ごとの目安は以下の通りです。
iPhoneシリーズ
iPhone 16シリーズ・iPhone 17シリーズ(16e/17eなどの一部廉価モデルを除く)が対応しています。iPhone 15以前のモデルは非対応のため、Wi-Fi 7の恩恵を受けたい場合は買い替えのタイミングと合わせて検討するとよいでしょう。
Androidシリーズ
Google Pixel 9シリーズやGalaxy S24 Ultraなど、この1〜2年で発売されたハイエンドモデルから対応が広がっています。お手持ちの機種が対応しているか不安な場合は、設定アプリの「Wi-Fi」項目や、メーカー公式サイトの仕様表で確認できます。
ポイント:スマホが対応していても、自宅のルーターがWi-Fi 7に対応していなければ速度は変わりません。買い替えはセットで考える必要があります。
ルーター選びの予算と失敗しないコツ
Wi-Fi 7対応ルーターは、以前よりかなり手頃な価格になってきました。住まいの広さ別の目安は以下の通りです。
| 住まいのタイプ | 予算の目安 |
|---|---|
| 一般的な一軒家・マンション | 15,000円〜25,000円程度 |
| 部屋数が多い・3階建てなど | 30,000円〜50,000円程度 |
選ぶ際に最も見落とされやすいのが、パッケージに記載された「対応間取り(例:3LDK用、2階建て用)」の確認です。実際の間取りよりやや広めの目安を選んでおくと、奥の部屋まで電波が届きにくいといった失敗を防げます。
教室から:実際に使ってみた感想
私自身も先日、自宅のルーターをWi-Fi 7対応の機種に交換しました。スマホ・タブレットいずれも体感できるほど速度が向上し、これまで気になっていた奥の部屋での電波の弱さも改善しています。「買い替えてよかった」というのが正直な実感です。
「インターネットが遅い」「機械が古くなってきた気がする」という方は、この機会に見直してみることをおすすめします。どの機種を選べばよいか分からない、購入したけれど設定に自信がないという場合は、教室までお気軽にご相談ください。設定から使い方まで、丁寧にサポートいたします。


