Excelの「####」と電話番号「0」消失の直し方

Excelで####エラーが表示された在庫表とワッフルの写真

「先生、変なところを押しちゃったかも…」教室のレッスン中、生徒さんからよく聞くSOSの声です。データが消えたように見えて焦ってしまう場面の多くは、実はExcelの仕組みを知っていれば怖くないものばかり。今回は、教室で本当によく見かける「あるある事件」と、その直し方をご紹介します。

事件1:金額が「####」に!データは消えた?

PTAの会計資料を作っていた生徒さんが、合計金額を出そうとしたら数字が全部「####」のような記号になってしまい、不安そうな顔をされたことがありました。実はこれ、データが消えたわけではありません。「マスの幅が狭くて数字が入りきらないよ」というExcelからのSOSサインです。列の境界線をダブルクリックするだけで、マスが自動で広がり、隠れていた数字がきれいに表示されます。

事件2:電話番号の「0」が消える

町内会の名簿を作っていた生徒さんからは、「090」と入力しても勝手に「90」になってしまう、というご相談もよくいただきます。これは計算が得意なExcelが「090ということはただの90だね」と気を利かせた結果です。入力する前に「’(アポストロフィ)」を1つ付けるだけで、Excelもそれを「文字」として認識し、そのまま表示してくれます。

他にもある!初心者がよく出会う入力トラブル

「####」や「0消失」以外にも、教室でよくご質問いただくトラブルがあります。あわせて知っておくと、さらに安しす。

「1/2」が日付に変わってしまう

分数のつもりで「1/2」と入力すると、Excelが日付だと判断して「1月2日」に変換してしまうことがあります。これも文字として扱いたい場合は、先頭に「’」を付ければ解決します。

郵便番号の先頭の「0」が消える

電話番号と同じ理由で、郵便番号の先頭の0も消えてしまうことがあります。対処法も同様に、入力前に「’」を付けるだけです。

長い文字が隣のセルにはみ出て消えたゐうに見える

隣のセルに何か入力すると、それまではみ出て表示されていた文字が急に見えなくなることがあります。これもデータ自体は消えておらず、セルをクリックすれば数式バーで内容を確認できます。

「なんだ、そんな単純なことだったんだ」。謎が解けた瞬間の生徒さんの表情は、とてもすっきりしていて笑顔がいっぱいになります。Excelの少し不器用なサインは、意味さえ分かれば、とても便利で楽しい道具になります。ちょっとした疑問やイライラを解決しに来るだけでも大歓迎です。

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