AIへの指示が下手だと損をする?「GIGO」の法則と上手な頼み方

「AIが何でも答えてくれる時代に、人間がわざわざ勉強する意味ってあるの?」——桑名市のパソコン・スマホスクール、テックキャンパス桑名校の水野です。生成AIの話をすると、教室でもこの質問をよくいただきます。結論から言うと、勉強の意味は「ある」どころか、AI時代こそ基礎知識が最強の武器になるんです。この記事では、その理由を「あずきバー」の悲劇(笑)とともに解説します。
ちなみに今日7月4日は、1776年にアメリカがイギリスから独立した「アメリカ独立記念日」。チャットGPTをはじめ、世界を騒がせる生成AIが次々と生まれている国ですね。
AIの世界にある「ゴミの法則」
AIのプロの方が思わず膝を打つような、面白い話を教えてくれました。
それが、AIの世界の「ゴミの法則」。専門用語で「GIGO(ギゴ)」と言います。
日本語に訳すと、「ゴミを入れたら、ゴミが出る」!指示があいまいでボヤッとしていると、AIも使えないゴミデータをそのまま返してくるんです(まさに自業自得ですね!笑)。
恐怖の「あずきバー」事件
これ、お母さんへのおつかいで考えると一発でわかります。
「お母さん、アイス買ってきて!なんか美味しいやつ!」とだけお願いしたら、どうなるでしょう?
カッチカチの『あずきバー』を笑顔で渡されて、絶望した経験はありませんか?
「違う、チョコモナカジャンボが食べたかったのに!」と叫んでも、お母さんにとってはそれが大正解。AIもこれと全く同じです。
パソコンでも起きる悲劇(笑)
実は先日、私が教室の予定表をAIで作るときにも大失敗をやらかしました。
✖「なんか見やすい表にして!」とボヤッとお願いしたら…文字が全部レインボー色でチカチカするド派手な表が出てきて、思わずフリーズしました(笑)
でも気を取り直して、〇「行と列を入れ替えて、土日は青色で塗りつぶして」と、エクセルの専門用語を使ってちゃんと指示を出し直したら、「かしこまりました!」とたった1秒で完ぺきな表が出来上がったんです!
このとき、身に染みてわかりました。AIに正しい指示を出すには、私たち人間側に「具体的な言葉」の知識がないといけないということ。
そのまま使える!指示の言い換え例
ここで、教室のレッスンでもお伝えしている「あいまい指示→具体的指示」の言い換え例をいくつかご紹介します。今日からそのまま真似してみてください。
✖「いい感じの案内文を作って」
〇「パソコン教室の体験レッスンの案内文を、50代女性向けに、150文字以内で、やわらかい言葉で作って」
✖「この文章を直して」
〇「この文章の誤字脱字を直して、敬語の間違いがあれば指摘して」
✖「表をきれいにして」
〇「1行おきに薄いグレーで色をつけて、金額の列は右揃えにして」
コツは「誰に・何を・どんな形で」を数字や固有名詞で伝えること。おつかいで言えば「チョコモナカジャンボを1個」とピンポイントで頼むのと同じです。
AIを動かすために必要な「知識」
例えばエクセルなら、こんな知識が必要になってきます。
・絶対参照(ズレないように固定)
・VLOOKUP(別の表から検索)
・条件付き書式(自動で色分け)
こういう具体的な言葉(基礎知識)が頭の中にあるだけで、AIへの命令文が劇的に変わります。
「チョコモナカジャンボよろしく」とピンポイントで頼める人が、一番AIを使いこなせるんですね。
さあ、今日から何を始める?
知識を持たずにAIに丸投げするか、知識を武器にしてAIを優秀な部下として使いこなすか。
AI時代に取り残されないよう、今から何を始めればいいのでしょうか?おすすめのアクションはこの2つ!
1.仕事で使うエクセルやワードの「基本用語」をもう一度おさらいする
2.その知識を使って、「これ、AIにやらせたらどうなる?」と1日1回、お試しで入力してみる
不安な気持ちは誰にでもあるけれど、実際に行動に移す勇気が一番大事です。まずは一歩、踏み出してみてください!
AIという優秀な相棒を使いこなして、もっと面白い未来を作りましょう!
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